お守り

のんのんばあ

2012年11月23日 19:24

今日は善光寺にて七五三さん祈願をしてきたんだよ。
久々にお経やらなんちゃらで、足が痺れてオソソしちゃいましたけどね。
帰り際に、真っ暗闇のお階段巡りして一回生まれ変わろうかと、息子にお化け屋敷体験をさせてやろうかと、思いましたが、待ち時間脅威の一時間。
列を成してワイワイしながらポンポンポンポン生まれ変わるなんて、何か冷凍食品製造業でコストパフォーマンス実現。みたいな僕はレンジでチンする唐揚げにはなりたくない!って止めた。

空いてる時に逝くのが通だ。



にしても、息子に「このお守り、そろそろ開けていい?」と言われたんだ。
。。。。
「それはね、大切な神様が入っていて開けちゃうとどっかに飛んでっちゃうから、開けちゃダメなんだよ。」

と、説明してみたんだ。そしたら、「神様、狭くて可愛そうだから、逃がせてあげる。。」といい、本気で開けそうになったんだよ。



そういえば高校生の修学旅行。
僕は飛行機で沖縄県へ行くことになったんだけど、それを心配したウチのおじーちゃんが長旅と言う事もあり、僕に「困った時の神頼み」と、御守りをくれたんだ。

その御守りを形見放さず持ち歩いてた訳ですが、高校卒業後しばらくしてから、訳あって篠ノ井の自動車運転免許センターへ電車でやって参りました。
その帰り。
財布を何処かに落としてしまったのか、どこかへいってしまったのだ財布が。途方にくれていて、家に携帯で電話したらおじーちゃんが出た。

「財布、落としちゃって電車で帰れないんだよ。車で迎えに来てくんない?」

「なにぃ?どーするだ~ぁ。。。」
「…。。」
「…。。」
「…おめー昔やった御守り持ってるか~?」
と、聞かれ、

「~ん?たぶんバックに入ってると思うけど何でー!?」

「開けてみー。」

?いきなりおじーちゃんボケたか?と思いつつも、バックをあさって御守りを見つけたんだ。

そして、そこで初めてその御守りを開けてみた。

中から汚い一万円札が折られて入っていたんだ。

「困った時の神頼み。」

ウチのおじーちゃん。その時、最強に格好良かったんだよ。


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